冷凍機械責任者3種の試験を終えて
2019年11月10日に冷凍機械責任者3種の試験を受けてきました。
9月8日に消防設備士乙6試験があり、それからの勉強で大分時間がない中の試験でした。
こちらも背景はビルメンテナンス職に就きたいという思いからの受験でした。
合格率は下記の通り、3万円ほどする講習を受けると試験内容の科目の1つである保安管理は免除され、法令のみの試験になります。
合格率だけ見ると講習を受けたもん勝ちの試験ですね。
今回私は講習を受けるお金もなく、時間もなく、全科目での受験となりました。
年度ごとの合格率 | 全科目 | 法令のみ |
平成27年度 | 26% | 70% |
平成28年度 | 35% | 90% |
平成29年度 | 37% | 85% |
平成30年度 | 40% | 85% |
Contents
費用
費用は受験費用で7900円!
教本は3冊購入して約7000円。購入した本は下記の通り
3.トコトンわかりやすい! 第3種冷凍機械責任者試験完全テキスト
正直1番目の教本であるゼロから・・・・は自分には難しすぎて買ったはいいもの30ページほど読んで押し入れにぽーーいと投げ捨てております。
実質練習問題中心に、どうしてもわからない部分をとことんわかりやすい・・・で頭に入れていくといった形で、試験勉強を行いました。
勉強方法
勉強方法は上記でも上げましたが、基本は練習問題をざっくりやってどうしてもわからない部分は、別のテキストを読んで頭に入れていくといった方法です。
冷凍機械に関しては0からの知識で、練習問題も最初は何が何だか全くわかりませんでした。
圧縮→凝縮→膨張→蒸発
この流れだけは試験でもっとも必要な知識になるので、確実に押さえておきたいです。
勉強時間は9/8~11/10の約2か月、この間もちろん毎日勉強はせず1週間に3回2時間の勉強+電車や様々な待ち時間での勉強で試験に挑みました。(全体で30時間~40時間)
この練習問題はすべて答えられるが、意味の理解は7割といった状態で試験に挑みました。
試験当日
試験当日埼玉の大学での試験となり、試験時間2時間前に会場につきました。
さすがに周りには受験者らしき人はおらず、試験官らしき人がちらほらいる感じでした。
幸いにも構内は開いており、構内のベンチにて練習問題片手に問題を解き続けていました。
試験30分前にもなると受験者が多数押し寄せ、勉強も飽きたのでフラフラして暇つぶししていました。
試験時間になりまずは「法令」
こちらは正直簡単でした。冷凍3種資格ホルダーは 1日の冷凍能力が100トン未満の製造施設が管理可能なのですが、
この問題が出題されたときに私は100キロ未満か100キロ以下かの判別がつかず、100キロ以下と答えたのにもかかわらず自身があったからです。(実際合格しました)
休憩を挟み、問題は「保安技術」
この科目が解ければ貰ったも同然だと思っています。実際ややこい問題ばかりで、試験が終わった後も自信はありましたが、ちょっと不安でした。
2科目の試験を終え、あとは合格発表を待つばかりなのですが、これがまた長い!!!
1/6発表ということで、すごく悶々とした日常を迫られました。
試験結果は無事合格!これでビルメン4点セットを手に入れました。約1年間での取得。長い道のりでしたが、無事ビルメンテナンス職に転職も果たし次は建築物環境衛生管理技術者」を目指してまずは2年間この業界で働きたいと思います。
実務で使えるのか?
使えます。実際室外機の故障で修理屋さんを呼んで直す際に何が原因なのか専門用語を連呼されても意外と頭に入ってきます。
オーナーさんへの説明もすることを考えると取って損はない資格になります。
室外機は冷媒不足、コイル不良の他はあまり不良はないらしいですが、昨今の夏冬は異常ですので、問題が起きて対応する前に事前知識として頭に入れておきたいですね。
ただ責任者になることはめったにない!!!!!