ゲームのアルバイト
あるニート時代の日、私はお金には困っていませんでしたが、とにかくずっと引きこもっていたため、「このままじゃ働く事になった時に辛くなってしまう!」と思い日雇いのアルバイトをする事に決めました。
ゲーム好きな私だったので、やるなら気になっていたのですが「ゲームテスターかな〜」と考えていたので条件に合った求人をタウンワークで探していました。
すると「ゲームテスター、携帯のアプリゲームのテスター」と募集がすぐに見つかり、これでいいやと応募しました。
翌日、日雇いは法律の関係上無理?なので、「派遣として登録して働く形になるので、説明も兼ねて事務所へ来てください。」と連絡があり、指定された日に事務所へ伺いました。
派遣会社ということもあり、テスターだけでなく色々な求人があるようで、働ける日と興味がある作業を書かされました。だいたい説明が終わり、働く作業内容の説明に入ったその時、
「さて本日の皆様はパチンコのテスターということでご応募頂いていますが〜〜」
?!
いやいやゲームのテスター出来たんだけども…
私は心の中でツッコミましたが、とりあえず我慢。。
質問タイムへ来ると周りの人が続々と挙手
「ゲームやアプリのテスターと求人に書いてありましたが、そちらはないんですか?」
社員「あ〜今は埋まっておりまして枠がないんですよ、あと日雇いだと中々紹介出来なくて、パチンコのテスターくらいになってしまうんですよね」
いやいや、じゃああの求人はなんなん????
このまま帰ろうとも思いましたが、せっかく登録まで来たのでどんな仕事か体験しよう!という事で一日だけ働く事にしました。
ー仕事当日ー
現場事務所前に続々と日雇いの皆様が集まり、点呼確認して時間になるとリーダーらしき方が事務所の鍵を開けて入室しました。
出勤名簿に自分の名前を書き、仕事が開始となりました。
内容はパチンコの演出をとにかく見るだけ、「誰でも出来る」と求人に書いてありましたが、若干のPC操作があり、PCの立ち上げからだと少し戸惑う人もいそうな作業でした。
私は初日だったため、pcの立ち上げはやってもらったのですが、
隣の2日目の人はやり方を忘れてしまったようで、社員の人へ聞きに行っていました。
社員「2日目だろ!なんで覚えてないんだよ!お前達は時間で給料出るからサボっていいかもしれないけど、俺達は契約社員だから物が完成しないと給料貰えないんだよ!まったく」
みたいな事を言っていて、流石に言い過ぎじゃないか?と思いました。
(私が甘いのか?)
仕事内容は立ち上げさえ終われば、後は簡単な作業でクリック▶︎演出確認▶︎クリック▶︎演出確認の繰り返しでした。
途中、何年振りかの夜勤でうたた寝していましたが、何も言われる事なく無事終了
2日目もやりませんか?と派遣社員の人に言われましたが、何言われるかわからないと辞めておきました。
後日入った給料は7時間の夜勤勤務で振込額「7909円」
あれ?少なくないか?
日雇い派遣は色々持ってかれるなと思い、人生初めての日雇いアルバイトが終わりました。