あがり症は私の人生につきまとう病気です。現に今も解決策は見つからずに生活しています。
どんな症状が出ていたのか、どんな対策をとっていたか、同じ症状の方が居ましたら「こんな人でも生きているんだ」と少しでも不安が和らいでくれれば幸いです。
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あがり症の症状
小学生(あがり症ほぼ症状なし)
6年生の頃から、顔中に蔓延るニキビに悩まされていつもマスクをして登校していました。
相手に嫌な思いをして欲しくないという思いから下を向き続けて生活をしていたのを覚えています。
(あとマスクの中は垂れてくる鼻水でいっぱいでしたw)
この頃は思春期に足を踏み入れた時で、あがり症もここから少しずつ始まっていったのかなと思います。
まだ具体的な症状はなし
中学生(あがり症初期)
1年生になり何かと作品の発表やら、朗読をさせられた記憶があります。
この作品のクラス発表で一人教壇に立って喋っていると「息が吐けず過呼吸になりました」その事は今でも覚えています。発表自体は長くなかったので、倒れずにアップアップしながら発表を終えましたが苦しかったです。
そこからみんなの前で「もうあんな風になりたくない」と強く思うようになり朗読でも完璧を目指すからか「過呼吸(息が吐けないor吐けても震える)」「声が震える」といった症状が頻繁に出るようになりました。
その頃は朗読の順番がだんだん回ってくると冷や汗が止まらず、凄く緊張していました。なんとかしたいとネット情報で自分で出来そうな事を色々試しましたが、殆ど上手くいきませんでした。
中学生2年(あがり症初期)
授業での症状はほぼ変わらずでしたがあがり症について分かった事がありました。
「朗読で急に指名されるとスムーズに終わり、順番が分かっていると喋れなくなる」
緊張は考えれば考えるほど酷くなるんですね!
そして部内で一番強いという事で部活の部長になり、周りに見本を見せる機会が頻繁にありました。
そこでもあがり症(過呼吸)が発生しましたが、テニスを例で言うと「球を打つ瞬間だけ大きな音がするからか息を吐く事が出来ました」
運動してるのに過呼吸は非常に辛かったです。
中学生3年〜高校3年(あがり症初期)
あがり症自体はクラス発表や朗読以外はあまり発生する事はなく、あがりそうな場面は友達に任せたり、本当にヤバそうだと思う時は休んだりと逃げていました。そのおかげか無事高校3年生で就活も終わり、卒業まで漕ぎ着ける事が出来ました。
ちなみに就活の面接はもちろん過呼吸でしたが、緊張してますと面接官に言うと少し楽になりました笑
社会人1年目(あがり症末期)
高校卒業後、4/1入社日まで食っちゃ寝生活をして急激に太りました。
そのせいなのか入社初日、集会にて全社員への挨拶(一言)の時に大勢の視線を感じ物凄く緊張し事が起こりました。
声だけじゃなく頭部も震えたのです。
これが没落生活の始まりでした。
震えながらも挨拶が終わり、列に戻ったのですが、それでも頭部の震えが止まらなかったのです。
緊張が伝わるのはまだ良いのですが、頭部が震えるのは見られたくなかったので余計に震えました。
頭真っ白で恥ずかしくて顔真っ赤で首が震えていたので心配されましたが、すべてはあがり症が原因でこの時ばかりは消えてなくなりたいと心から思いました。
そこから仕事でPC作業をするも、作業中に他の人の視線を感じると何故か頭部が震えるようになってしまい、震えると頭真っ白に、真っ白になると赤面症が発動するようになり、正直仕事になりませんでした。
ネットで調べると、
あがり症、社会不安障害(視線恐怖)、本態性振戦
この3つが自分の症状に似ているなと感じ心療内科でお薬療法を試すことにしました。
処方されたのが
1日2回飲む用
- デプロメール50mg(鬱改善薬)
- アルマール5mg(本態性振戦用)
その時々飲む用
- ジアゼパム2mg(不安、気になった時飲む)
プラシーボ効果?な感じはしましたが、明らかに飲まないよりはマシでした。
頑張って3.4ヶ月働きましたが、起床後はストレスからか動悸が凄く、仕事も頭真っ白になる割合が多かったのです、このまま仕事をするのは精神的にやっていけないということで思い切って退職する事にしました。
そこからはニート▶︎風俗▶︎ニート▶︎就活という人生を歩む事になります。
風俗業
風俗では、女性(人)と関わる機会が多く、強制的に克服するために働きました。女性の写真を撮るときは若干震えましたが、震える事はかなり少なくなり何とか働けるくらいまでに回復しました。
そこから資格を取り始め、普通の会社へ働けるよう就活するようになりました。
現在では、まだ震える場面は多々ありますが、薬は飲まなくなり、当初よりマシな人生を歩む事が出来ています。
あがり症は完全克服する事は難しいとは思いますが、軽減する事は可能です。アルバイトや派遣など逃げられる状態を作って、出来るだけ周りにどう見られても気にしない心を持ち、少しずつでも強制的に克服していくのがマシな人生を歩むコツだなと感じました。
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