【防火防災管理者講習】は効果測定が意外と難しいので注意!実際体験してみて

防火管理者とは何か?

防火管理者とは多数の人が利用する建物などの「火災による被害」を防止するため、防火管理に係る消防計画を作成し、防火管理上必要な業務(防火管理業務)を計画的に行う責任者をいいます。

消防法では、一定規模の防火対象物の管理権原者は、有資格者の中から防火管理者を選任して、防火管理業務を行わせなければならないとされています。

防災防火管理講習(申し込み方法や講習内容などが載っています。)

参考URL:https://www.n-bouka.or.jp/

今回会社で取ってきなさいという指示があったものでお休みをいただいて取りに行ってきました。
予約を取るのは時期によっては争奪戦になるようで私は受付開始からすぐに申し込んで予約しました。

【防火防災管理講習について詳しくはこちら】


この講習は1日では取得できず2日間かけて授業を受けてまいりました。内容は以下の通り↓

講習内容

【第1日目】

  •  9:00~ 9:30 受付(30分)
  •  9:30~ 9:40 オリエンテーション(10分)
  •  9:40~12:10 防火・防災管理の意義と制度の概要(2時間30分)
  • 12:10~13:00 昼食休憩(50分)
  • 13:00~15:00 火気管理、危険物の安全管理、地震対策(2時間)
  • 15:10~16:40 施設・設備等の維持管理(1時間30分)
  • 16:40~16:50 事務連絡等(約10分)

【第2日目】

  •  9:00~ 9:30 受付(30分)
  •  9:30~12:00 教育・訓練(2時間30分)
  • 12:00~13:00 昼食休憩(60分)
  • 13:00~15:30 防火・防災管理の進め方と消防計画(2時間30分)
  • 15:30~15:40 休憩(10分)
  • 15:40~16:00 効果測定(20分)
  • 16:00~16:15 修了証交付、事務連絡等(約15分)

私が今回受けた講習は上記のようなスケジュールでした。

講習が2時間30分など書いてありますが、実際は休憩時間も挟んだ時間になります。(60分~90分に1回10分休憩が有りました!)

内容な実際にあった災害などは中々興味が持てる内容になっており、実際に防火管理者に選抜された際にやらなければいけないこともできる限り分かりやすく講義して頂きました。

ただ講習の参加人数が物凄く多いため、1つの机に3人!

隣の人との間隔がほぼ無い状態での講義のため、すごーーーーーく疲れました・・・またずっと座学の為、どうしても眠くなりウトウトしていた時間も出てきてしまいました。。

最後の難関

この講習は効果測定があり10問中6問以上正解しないと補講を行なうそうです。

効果測定の試験内容は教官がここが大事といった場所をメモしていけば説けるはずとのことですが、ウトウトしてしまった場合、メモできなかった部分も出てきてしまうかもしれません。

実際の問題は教科書を見ながら答えられ、3択10問式で4割は常識で解けそうな問題。6割は講義を聴いているor教科書をめくれば解ける問題。

・・・ですが玉掛けやフォークリフトの筆記試験のように【時間】も【内容】も余裕な試験ではなく、試験時間は20分しかなく、そんなに簡単ではないため凄く焦りました。

実際10問中4問は常識と覚えていた講義内容から答えて、5問は教科書の目次から出来るだけ早く索引して答え、1問は時間が無く解けませんでした・・・

だがしかし!!!

この効果測定・・・自己採点式だったんです。

試験終了後、教官が答えを言って自分たちで〇を付け、その用紙を回収。

ということで私は10問中9問正解で合格でしたが、あまり解けなかった人はもしかしたら不正している人もいるかもしれませんね!(さすがにないか?)

そのくらい甘さが感じられる試験でした。

効果測定は意外と難しいので油断せず、索引技術を少し鍛えると難なくクリアできるかと思いますので、講習を受ける方は参考にしてみてください。

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